今回紹介するのはRSタイチのエアスルージャケット、エアートラックパーカです。
ジャージのような生地感で、気楽に着られるライディングジャケットです。
ライディングジャケットについて、
・もっと気楽に着たい!
・スポーティーなデザインばかりでちょっとなあ……
・プロテクター付きジャケットを着たいけど、ビッグスクーターや原付にマッチするライディングジャケットが見つからない!
といったお悩みを抱えている方にピッタリのジャケットだと思います。
街乗りの際はぜひ着ていきたいこのジャケットの、使用感やサイズ感をレビューしていきます。
目次
エアトラックパーカのレビュー! 使用感やサイズ感など! RSタイチ-rsj316【ジャージのような着心地の良さ!】
RSJ316 エアー トラック パーカ
DOT GRAY CAMO
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
BLACK
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
DELTA GUNMETAL
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
GLOSSY BLACK
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
SLASH BLUE
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
GLOSSY BLACK(WOMAN)
画像参照元:RSTAICHI 公式HP
RSJ316|エアートラックパーカの基本情報
■素材:〈表〉ポリエステル 100%
〈裏〉ポリエステル100%
■仕様:〈肩、肘〉フォームパッド(脱着式)〈背中〉フォームパッド(脱着式)
■カラー:①グロッシーブラック②ブラック③デルタガンメタル④ドットグレイカモ ⑤グロッシーブラック⑥スラッシュブルー
■サイズ:M、L、LL、XL、XXL、WM、WL
■重量:1.0kg
■価格:18,000円(+税)
■その他の機能
レディースサイズ設定有り。
ジャージにプロテクターが付いたお手軽ライディングジャケット!
RSタイチの春夏用カジュアルライディングジャケットです。
生地はスポーツ用ジャージそのもの。一見するとライディングジャケットには見えません。
ですが、プロテクターが装着されているため、
ライディングジャケットとして使用することができます。
●シンプルでシュッとしたデザイン
生地はスポーツ用ジャージと同じですね。薄くて軽く、そしてよく伸びます。
T-DRYという吸汗速乾メッシュの裏地が付いています。
そのためスポーツジャージよりはちょっとだけ厚みがありますね。
ジャケットのシルエットはシュッとした細め。
タイトめで、きれいなシルエットで着られます。
クシタニから同じようなコンセプトのベクトルジャケットというジャケットが販売されていますが、あちらよりも生地が薄く、シルエットもタイト目です。
●性能よりは手軽さを重視!
ライディングジャケット、というよりは、
スポーツ用ジャージにプロテクターが付属したジャケット
と言った方がいいかもしれません。
スポーツ用ジャージのような生地ですので、風通しは抜群で、生地に硬さもなく、
本当に気軽に着られます。
RSJ316|エアートラックパーカのサイズ感
●着用時のサイズ感
着用者の僕は身長185cm 体重75Kgです。
・XXLの場合
全体的にちょっと余裕があります。
着用時のシルエットはちょっとゆったり目です。
サイズ感に余裕がある分、肩や肘のプロテクターの圧迫感をほぼ感じないので、着心地は良いです。
袖の長さはちょっと長めですが、バイク乗車時には手首が露出しません。
僕はこっちのほうが好みですね。
ただお腹周りのサイズ感はゆったり目なので、高速走行時にはけっこうバタつきます。
ジャケットのバタつきは風が強い日は結構不快に感じます。
ドローコードも付いておらず調整もできません。
・XLサイズの場合
ジャストサイズです。着用時のシルエットはスッキリとしています。
プロテクター付きだとちょっと圧迫感がありますが、
生地がよく伸びるので、窮屈感はそこまでありません。
ただ袖が短いです。日常生活での使用の際はちょうどいい長さですが、
バイク乗車時の前傾姿勢のときに手首が露出してしまいます。
●シュッとしたシルエットでタイトめだがストレッチが効いている
サイズ感は、肩周りから腕にかけてがタイトめです。
お腹周りはそこまでタイトではありません。
本来ならジャストサイズで着用すると、プロテクターがついている場合は、
ちょっと窮屈目に感じるサイズ感ですが、
ストレッチ性が高いので、窮屈感はあまり感じません。
RSJ316 エアートラックパーカの着心地
●見た目通りの気楽さ
着てみると、ライディングジャケットとは思えないほどの気楽さです。
生地が柔らかく、よく伸びるので、プロテクター付きですが、
ライディングジャケットによくある硬さや窮屈さがありません。
街乗りや、ちょっとそこまでバイクで出かけるというときにはホントピッタリのジャケットです。
生地が薄いので普段着としても使えると思います。
RSJ316 エアートラックパーカの安全性
●安全性に重きを置いたジャケットではない
ジャケットの生地はスポーツジャージのような生地ですので、生地自体に強度はありません。
そのため軽く擦っただけでも穴があく可能性があります。
ジャケットの生地にプロテクション性能はほぼないと思ったほうがいいです。
あくまで、プロテクターが付きのジャージと考えたほうがいいです。
●プロテクターは変更可能。胸部プロテクターも装着可能
一応肩肘背中にプロテクターが入っているので、最低限の安全性は確保できています。
プロテクターは軟質ですが、硬質プロテクターにも変更可能です。
また別売ですが、胸部プロテクターも装着可能です。
ジャケットのデザインは好みだけど、安全性が気になる……という方はプロテクターを
硬質に変更+胸部プロテクターを装備されるといいと思います。
RSJ316 エアートラックパーカの真夏での使用感
●エアスルーなので走行時は暑さを感じにくい
生地がスポーツジャージのような生地ですので、風をかなり通します。
そのため走行中は風がウェア内を抜けていき、熱気がこもりにくいです。
ただフルメッシュのジャケットよりも目が細かいため、フルメッシュよりは
風を通しにくいです。
そのため真夏にもなると、少し熱がこもるような感じがしました。
真夏に少しでも涼しさを増したい方は、フルメッシュジャケットのほうがいいかもしれません。
●吸汗、速乾性能に優れる
ただ、吸汗、速乾性能に優れており、汗を吸ってくれるので、汗による不快感は軽減されましたね。
正直、真夏は長袖ジャケットを着用する以上、何着てても暑いです(笑)
安全性を重視する以上、それは仕方のないことです。
汗はどうしてもかきやすい条件なので、吸汗、速乾性能にすぐれているのは嬉しいです。
RSJ316|エアートラックパーカのレディース
エアートラックパーカにはレディースサイズが設定されています。
レディースサイズは、WM、WLです。
ただサイズが小さめというだけでなく、女性の体型に合わせたシルエットになっています。
レディースサイズは一応全カラーリングに設定されています。
グロッシーブラックのみ、女性用カラーが設定されています。
メンズとのデザインの主な違いは、
腰部のポケットとフードのロゴがピンク色になっていることです。
RSJ316|エアートラックパーカの洗濯
●自宅で洗濯可能
特殊な生地を使用しているわけではないので、自宅で問題なく洗濯可能です。
ただし、生地の劣化を防ぐために気をつけるポイントがいくつかあります。
●洗濯は弱、またはおしゃれ着用で
ジャケットへのダメージを最小限に抑えるために、洗濯機のモードは、弱または、デリケートな衣類を洗濯する場合のモードにしたほうがいいです。
●洗剤は中性洗剤、できればおしゃれ着用で
できるなら衣類に優しい中性洗剤を使用したほうがいいです。
エマールやアクロンでいいと思います。
●ジャケットは洗濯ネットに入れて、裏返す
デザインの表側生地へのダメージを最小限にするために、
洗濯ネットに入れて、なおかつ裏返した状態で洗濯したほうがいいです。
そうすることによって、ほつれや毛玉などの生地のくたびれ感を少なくすることができます。。
繰り返し洗濯していると、これをしているのとそうでない場合とでは、大きな差になって現れてきます。
ジャケット自体はそれなりの値段がするので、できることなら、
なるべく、いい状態で長く使用したいですよね。
上記のポイントをおさえて洗濯していただければ、繰り返し洗濯しても生地が痛みにくいです。
RSJ316 エアートラックパーカのまとめ
とにかく気軽に「プロテクター付きジャケット」を羽織りたい、という方にはオススメです。
また、ビックスクーターや原付、スクーターなどのような、スポーティーなライディングジャケット着ると逆に違和感があるバイクなどにぴったりです。
イチオシポイント!
・カジュアルだが、スタイリッシュなデザインでカジュアルになりすぎていない
・スポーティ過ぎないため、原付きやスクーターなどとの相性がよい
残念なポイント
・ライディングジャケットとして防御性があまり期待できない
・ライディングジャケットではあるが袖丈が長くないので、ライディディング姿勢時に手首や腰が露出しやすい。
エアートラックパーカの性能表
防水性:☆☆☆☆☆(エアスルー)
防風性:☆☆☆☆☆(エアスルー)
保温性:☆☆☆☆☆(エアスルー)
換気性:★★★☆☆(エアスルー)
運動性:★★★★☆
防御性:★☆☆☆☆
機能性:★★★☆☆
デザイン性:★★★★☆
とにかく気楽に着られるジャケットですので、
街乗りや、ちょい乗りでも着やすいジャケットや、普段着としても着られるようなジャケットをお探しの方にオススメです。
バイクジャケット販売店ならば、基本的にはどこの店舗でも扱っているモデルなので、
気になった方は店舗に出向いて試着されてみるのがいいと思います!