クルーメッシュジャケットのレビュー! 使用感やサイズ感など! RSタイチ-rsj317【フルメッシュで夏の定番!】

今回紹介するのはRSタイチのメッシュジャケット、クルーメッシュジャケットです。

クルーメッシュジャケットはRSタイチのラインアップの中で、

・最軽量

・最薄手

・最も風を通す

真夏でも快適に走行できるようにデザインされたジャケットです。

今回は真夏のライディングにもってこいの、

クルーメッシュジャケットを紹介したいと思います。

クルーメッシュジャケットのレビュー! 使用感やサイズ感など! RSタイチ-rsj317【フルメッシュで夏の定番!】




RSJ317 クルー メッシュジャケット

BLACK

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

BLACK/GRAY

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

BLACK/PINK(WOMAN)

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

BLACK/RED

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

BLACK/WHITE

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

WHITE/BLACK

画像参照元:RSTAICHI 公式HP

RSJ317 クルー メッシュジャケットの基本情報

■素材:〈表〉ポリエステル 90% ナイロン10%〈裏〉ポリエステル100%

■仕様:〈肩、肘〉プロテクター(脱着式)〈背中〉フォームパッド(脱着式)

■カラー:①ブラック②ブラック/グレー③ブラック/ピンク( 女性用)④ブラック/レッド⑤ブラック/ホワイト⑥ホワイト/ブラック

■サイズ:M、L、XL、XXL、3XL、4XL、WS、WM、WL

■重量:1.1kg

■価格:15,800円(+税)

■その他の機能
レディースサイズ設定有り。




大部分がメッシュの夏用ライディングジャケット!RS タイチで一番涼しいモデル!

大部分がメッシュ生地のジャケットです。

「大部分」という表現なのは、厳密にはフルメッシュではないからです。

肩部にはメッシュではなく、ナイロン生地が使用されています。(全カラー共通)

ただナイロン生地は全体の1割程度なので、ほぼフルメッシュといって差し支えないでしょう。

RSタイチのラインアップの中では最もメッシュ生地の使用比率が高いです。

RSタイチでとにかく涼しいジャケットがほしい!という方にはこちらですね。

とにかく軽くて薄いため、真夏に重宝するジャケットです。

RSタイチ RSJ317 クルーメッシュジャケット ブラック/レッド

RSJ317 クルー メッシュジャケットのサイズ感

●着用時のサイズ感

着用者の僕は身長185cm 体重75Kgです。

・XXLの場合

全体的に余裕があります。着用時のシルエットはゆったり目です。

サイズ感に余裕がある分、肩や肘のプロテクターの圧迫感をほぼ感じないので、着心地は良いです。

お腹周りのサイズ感はかなりゆったり目です。

そのままだとかなりバタついてしまいますが、

一応上腕、腕が、腰すそがタブで絞る調整が可能です。

しかし僕の体のサイズではちょっと大きすぎるかな、という印象でした。

・XLサイズの場合

ちょうどいいな、と感じたサイズです。

着用時のシルエットは普通です。ダボ付いてもおらず、タイトでもありません。

生地は伸びる生地ではありませんが、窮屈感はそこまでありません

袖の長さもちょっと長めで、バイク乗車時の前傾姿勢のときに手首が露出することもありません。

裾は長すぎず短すぎず、ベルトよりチョイ下ぐらいの位置です。

●サイズ感はタイトではない

RS タイチのジャケットは肩周り、胸、上腕あたりのサイズ感がタイトなので、

大体選ぶときはXXLサイズなのですが、今回1サイズ小さい、XLサイズのクルーメッシュジャケットではそういったタイト感は感じませんでした。

クシタニのフルメッシュジャケットはXLがちょうどいいサイズなのですが、

そちらと同じようなサイズ感ですかね。





RSJ317 クルー メッシュジャケットの着心地

●薄くて、非常に軽い

とにかくこれに尽きます。

体感的にはバイクジャケットを着ているという感覚にあまりなりません。

他社のメッシュジャケットと比較しても軽いほうだと思います。

プロテクターも軟質タイプなので、バイクジャケットにありがちなゴツゴツ感は一切ありません。

ただメッシュ生地はちょっと固めで、伸びないので、着ていると多少の固さを感じます。

●各部のバタつきを調整可能

上腕、腕、腰すそをタブで調整可能です。

そのため、走行中の風によるばたつきを抑えられるので、走行中の不快感を抑えることが可能です。





RSJ317 クルー メッシュジャケットの安全性

●生地が薄いため、安全性は低い

ジャケットが通気性と軽さを重視してデザインされているため、

ジャケットの生地は薄いです。

転倒時などに体を保護できるだけの強度はありません。

肩肘背中にプロテクターは付いていますが、軟質なので、安全背は高くありません。

●肩肘背中のプロテクターはCEプロテクターに変更可能。胸部プロテクターも装備可能

少しでも安全性を高められたい方は、まずは、肩肘背中のプロテクターをCEプロテクターに変更することをおすすめします。

オプションでCE プロテクターがRSタイチのラインアップにあります。

また、胸部プロテクターを装備できるので、そちらもおすすめです。

●安全性を重視される方は、 RSタイチの別のメッシュジャケットがおすすめ!

RSタイチには、安全性の方に重きを置いたメッシュジャケットのラインアップもあります。

メッシュジャケットの通気性はほしいけど、安全に不安を感じられている方は、

そちらのほうを選んだほうがいいでしょう。





RSJ317 クルー メッシュジャケットの真夏での使用感

●ほぼフルメッシュなのでバイク用ジャケットの中では最も涼しい部類

他社のフルメッシュと比較しても軽くて薄い方のなので、バイクジャケットとしては、

もっとも涼しい部類に入ります。

冷却水や冷却フィンを用いない通常のジャケットの中では、最も夏に適したジャケットと言えるかもしれません。

●正直夏はフルメッシュジャケット着てても暑い

ただし、フルメッシュジャケットを着れば夏でも涼しく快適に走れるか、と言われると……

正直微妙ですね(笑)

バイク用ジャケットの中では涼しく着られる部類に入ることは確かですが、

ジャケットを余計に上から1枚着ていることに変わりはないので、劇的に涼しくなるわけではありません。

近年の夏は暑すぎます。特にアスファルトの上は熱地獄です。

僕の感覚では、風を通さないジャケットで夏に走るのは拷問に近いですが、

フルメッシュジャケットを着ていればマシになるかな、といった感覚です。

真夏にもなると、そもそも風が温風、熱風なので、風が体にあたっても涼しさを感じにくいです。

真の涼しさを感じられたい方は、冷却水や冷却フィンを使用したジャケットのほうがいいでしょう。ただ、かなりお高くなるのがネックです……

●真夏で少しでも快適に走りたいならインナー選びも大事

また、真夏でのライディングで少しでも暑さを和らげる場合は、フルメッシュジャケットの

下に着る服も重要になってくるでしょう。

吸汗速乾に優れたインナーを着用し、なるべく汗が乾きやすい状態にすれば、

風は涼しくありませんが、不快感はかなり減らすことができます。

●UVカット加工されていないため、ジャケット下は長袖がおすすめ

どのフルメッシュジャケットもそうですが、基本的にはUVカット加工されていません。

フルメッシュジャケットは、生地の目の穴が大きいため、紫外線を通しやすいです。

できるならば、日焼けを防ぐために、長袖のUVカット加工が施されたシャツなどを
着用したほうがいいです。

個人的には、モンベルのクールパーカーがおすすめです。

長袖で、UVカット加工が施されており、吸汗速乾、防臭で、パーカータイプなので、

クルーメッシュジャケットを脱いでも、インナー感がありません。





RSJ317 クルー メッシュジャケットのレディース

●レディースサイズは3種類あり豊富

クルーメッシュジャケットにはレディースサイズが設定されています。

レディースサイズは、WS 、WM、WLです。

カラーリングは、ブラック/ピンク( 女性用)、ブラック/ホワイト、ホワイト/ブラックの3種類です。

ブラック/ピンクは女性専用のカラーリングですが、その他の2色は共通カラーです。

3種類も設定されているので、ぴったりなサイズのジャケットを選ぶことができるはずです。

●女性用はサイズも専用設計!

女性用ジャケットは、ただサイズが小さめというだけでなく、女性の体型に合わせたシルエットになっています。

そのため細めのすっきりとしたラインのジャケットになっています。





RSJ317 クルー メッシュジャケットの洗濯

●自宅で洗濯可能

特殊な生地を使用しているわけではないので、自宅で問題なく洗濯可能です。

ただし、生地の劣化を防ぐために気をつけるポイントがいくつかあります。

●洗濯は弱、またはおしゃれ着用で

ジャケットへのダメージを最小限に抑えるために、洗濯機のモードは、弱または、デリケートな衣類を洗濯する場合のモードにしたほうがいいです。

●洗剤は中性洗剤、できればおしゃれ着用で

できるなら衣類に優しい中性洗剤を使用したほうがいいです。

エマールやアクロンでいいと思います。

●ジャケットは洗濯ネットに入れて、裏返す

デザインの表側生地へのダメージを最小限にするために、

洗濯ネットに入れて、なおかつ裏返した状態で洗濯したほうがいいです。

そうすることによって、ほつれや毛玉などの生地のくたびれ感を少なくすることができます。。

繰り返し洗濯していると、これをしているのとそうでない場合とでは、大きな差になって現れてきます。

ジャケット自体はそれなりの値段がするので、できることなら、

なるべく、いい状態で長く使用したいですよね。

上記のポイントをおさえて洗濯していただければ、繰り返し洗濯しても生地が痛みにくいです。





RSJ317 クルー メッシュジャケットの問題点

●ホワイト/ブラックのカラーリングがかなり安っぽい

画像で見るとそうでもありませんが、実物を見たとき、ホワイトのカラーが安っぽいカラーに見えました。

使用されている白が、明るく、奥行きのない色だからかもしれません。

例えるならプラスチックの白のような感じでした。

例えばクシタニの白は、スラブ調の柄が入っていたりして、白でも色に奥行きがあるので、
安っぽくは見えません。

できるならばそういった工夫を入れて、安っぽく見えないようにしてほしかったですね。

夏場は白系が暑くなりにくいので、積極的に選びたくなるような色合いにしてほしいところです。

●肩部分がメッシュではない

クルーメッシュジャケットは正確にはフルメッシュジャケットではありません。
メッシュ生地にはポリエステル生地が使用されていますが、肩周りにはナイロン生地がしようされており、この部分はメッシュではありません。
どうせなら、肩部分もメッシュ生地にしてほしかったですね。
これがデザインなのか、バッグを背負ったときの摩耗性を高めるためなのかはわかりませんが、涼しさだけを考えるなら肩部分もメッシュにしてほしかったところです。





RSJ317 クルー メッシュジャケットのまとめ

軽くて薄いメッシュジャケットがほしい、という方におすすめです。

デザインはスポーティーなので、バイクとの相性があるかもしれませんが、

メッシュジャケットの中でも軽くて薄い部類に入るので、
とにかく夏のライディングの暑さを和らげたいという方にオススメの1着です。

イチオシポイント!

・薄く軽い

・ほぼフルメッシュなので夏に重宝する

残念なポイント

・ホワイトの色が安っぽい。そのためホワイト/ブラックのカラーリングは他のカラーと比べて安っぽく見えてしまう

・どうせなら肩部分もメッシュにしてフルメッシュにしてほしかった

クルーメッシュジャケットの性能表

防水性:☆☆☆☆☆(エアスルー)

防風性:☆☆☆☆☆(エアスルー)

保温性:☆☆☆☆☆(エアスルー)

換気性:★★★★★(エアスルー)

運動性:★★★★☆

防御性:★☆☆☆☆

機能性:★★★☆☆

デザイン性:★★★☆☆

RSタイチ RSJ317 クルーメッシュジャケット ブラック/レッド