最近人気急上昇中のクシタニのバイクウェア。
10月に入り、クシタニの各ショップにて2019年の新作の秋冬防寒ジャケットが入荷され始めています。
9月末頃にぽつぽつと発売されはじめましたが、中にはすでに完売してしまっているジャケットもあります。
今年も冬に近づくにしたがって完売や、サイズが無くなるジャケットが増えていきます。
まだまだ暑い日が続いていますが、気になるジャケットがあれば、早いうちにお買い求めになられることをおススメします。
それでは2019年、秋冬の新作テキスタイル防寒ジャケットをチェックしていきましょう!
目次
ALOFT JACKET(アロフトジャケット)
画像参照元:KUSHITANI公式HP
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT JACKET(アロフトジャケット)の基本情報
■素材:〈表〉ナイロン100%(puラミネーション/初期耐水圧30,000mm以上、透湿性19,000g/㎡/24h)、別布/牛革
〈裏〉ポリエステル100%(メッシュ)
《インナー》〈表〉ナイロン100%〈中綿〉ダウン70%,フェザー30%
〈裏〉ポリエステル100%
■仕様:プロテクターパッド別売り
■カラー:①ブラック②ネイビー
■サイズ:M、L、LL、XL
■価格:59,000円(+税)
クシタニの防寒ジャケットのフラグシップモデル!
クシタニのモデルの中で最も防寒性能が高いのが、このALOFT JACKET(アロフトジャケット)。
防寒性能というのは防水性能なども含めた総合的な話です。
クシタニのジャケットの中で最高の防水透湿性を誇るアウタージャケットに、
人肌の温度で保温可能(暖かくなりすぎないということ)なインナージャケット(グレーダックダウンジャケット)
の組み合わせにより、高レベルな防寒性能を誇っています。
耐水圧が高く、防水構造もしっかりしているので、レインスーツがなくても雨中走行可能。
また、透湿性も高いので、日中気温が上がっても快適。
ジャケット内の温度が上昇しても、蒸れにくいです。
どんなバイクと相性がいい?
カジュアルでもなく、かといってスポーティーでもなく、といったデザインです。
品のあるデザインですね。
SSタイプなどのスポーティーさ全開のバイクや、オフロードやモタード系のバイクとはちょっと相性は悪そうです。
特に前傾姿勢で乗るバイクとの相性は、デザイン以外でも悪い部分があります。
裾が長いので、前傾姿勢になったときに、裾が詰まります。
そのさい腹部のあたりが折れてしまい、着心地が悪くなってしまいます。
前傾姿勢のバイクでも最高レベルの防水透湿性のジャケットを着たい!
という方は、後で紹介するALOFT FOODED JACEKT(アロフトフードジャケット)がおススメです。
雨天走行時や冬のロングツーリングには最高のジャケット
高い防水性と透湿性を誇り、防水構造もしっかりしているので、
雨の日でも走らなければいけなかったり、冬にロングツーリングで長時間走り続けるという方には特にオススメできます。
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT JACKET(アロフトジャケット)のイチオシポイント!
●全天候対応の高い耐水圧と透湿性
●至れり尽くせりの多機能
●インナーダウンジャケットは人肌に近い温度をキープしてくれて快適
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT JACKET(アロフトジャケット)の残念なポイント
●クシタニのテキスタイルジャケットの中で最も高額
●透湿防水防風性能は3~5年程度で無くなる
●ジャケットの腕まわりに機能が付きすぎていて、腕を動かしづらい
●機能性重視でスタイルはイマイチ
ALOFT JACKET(アロフトジャケット)についての詳しい記事はこちらから!(2018年版です)
ALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)
画像参照元:KUSHITANI公式HP
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)の基本情報
■素材:〈表〉ナイロン100%(puラミネーション/初期耐水圧30,000mm以上、透湿性19,000g/㎡/24h)、別布/牛革
〈裏〉ポリエステル100%(メッシュ)
《インナー》〈表〉ナイロン100%〈中綿〉ダウン70%,フェザー30%
〈裏〉ポリエステル100%
■仕様:プロテクターパッド別売り
■カラー:①ブラック②シルバー③ネイビー
■サイズ:M、L、LL、XL
■価格:57,000円(+税)
フード付きでカジュアルな見た目だけど、防水透湿性能が高く、多機能
フードが付いて、マウンテンパーカーのような見た目になった、ALOFT JACKET(アロフトジャケット)です。
防水透湿性やジャケットに付いている機能は全く同じです。
耐水圧が高いので、レインスーツがなくても雨がしのげます。
また、透湿性も高いので、日中気温が上がって、ジャケット内が暑くなっても、蒸れにくいです。
ALOFT JACKET(アロフトジャケット)との違いは、フード付きである事と、裾が短い事です。
裾が短いため、純粋な防寒性能では、ALOFT JACKET(アロフトジャケット)よりも1段落ちます。
それでもやはりフードがつくだけで、ぐっとカジュアル感が増しましたね。
日常生活の中でも使いやすくなりました。
やはりこれだけの高額ジャケットなので、タウンユースでも、ライディングでも使いやすいのは嬉しいです。
どんなバイクと相性がいい?
カジュアルとスポーティーの中間のようなデザインなので、
基本的にはどのバイクでもそれなりに似合うと思います。
ただ、これでもかっ!ってくらいジャケットに機能がついているので、
どうしてもバイクジャケット感が出てしまっています。
そのため、手軽さに欠けるところはありますね。
フードが付いてカジュアル感は増していますが、そのバイクジャケット感が気になる方には
街中で着たまま歩きづらいかもしれません。
●SSバイクなどの前傾姿勢になるバイクにはオススメ
また、ALOFT JACKET(アロフトジャケット)は裾が長いために、前傾姿勢の強いバイクに乗る場合は裾が邪魔になることがありました。
しかし、こちらの裾は短いので邪魔になりにくいです。
SSバイクなどに乗っていて、高機能なジャケットが欲しいという方にはオススメですね。
カジュアル感と高性能、高機能性を両立したい方には最高のジャケット
アロフトジャケット同様、高い防水性と透湿性を誇り、防水構造もしっかりしています。
フード付きでカジュアルなデザインながら、どんな天候、走行時のどんなシチュエーションでも対応できる高い能力を持っています。
カジュアルさと高機能、高性能、どっちも欲しい!という方におススメですね。
ただ実際雨の日に走るとフードに水がたまる可能性があります。
全天候型と銘打つなら、フードは収納できるか外せるようにしてほしかったです。
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)のイチオシポイント!
●高機能、高性能ながら、マウンテンパーカースタイルのカジュアルな外見
●全天候対応の高い耐水圧と透湿性
●至れり尽くせりの多機能
●インナーダウンジャケットは人肌に近い温度をキープしてくれて快適
KUSHITANI(クシタニ) ALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)の残念なポイント
●クシタニのテキスタイルジャケットの中で最も高額
●透湿防水防風性能は3~5年程度で無くなる
●ジャケットの腕まわりに機能が付きすぎていて、腕を動かしづらい
●フードが収納もしくは取り外しできない。雨の日走るとフードに水がたまる可能性あり
●アロフトジャケットほどではないが、腰回りを最大まで締め込んでもシュッとしたスタイルにならない
ALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)についての詳しい記事はこちらから!
WINTER WILL JACKET(ウィンターウィルジャケット)
画像参照元:KUSHITANI公式HP
KUSHITANI(クシタニ)WINTER WILL JACKET(ウィンターウィルジャケット)の基本情報
■素材:〈表〉ナイロン100%(puコーティング/初期耐水圧10,000mm,透湿性3,000g/㎡/24h)、フード裏/綿100%
〈裏〉ナイロン100%
《インナー》〈表〉ナイロン100%〈中綿〉ダウン70%,フェザー30%
〈裏〉ポリエステル100%
■仕様:プロテクターパッド別売り
■カラー:ブラック
■サイズ:M、L、LL、XL
■価格:46,000円(+税)
フード付きでバイクジャケットには見えないカジュアル見た目。
こちらのジャケットもパーカー付きのマウンテンパーカースタイルのジャケットです。
フード裏のチェック柄がオシャレです。
表生地はリップストップ素材を使用していて耐久性に優れます。
アロフトフードジャケットと似たようなスタイルですが、
・最低限の機能のみで、ジャケットのシルエットがすっきりしている。
・ジャケットのデザインがシンプル
・ジャケットにライン模様が入っておらず、スポーティーなデザインではない
・「MOTO PERFORMANCE」という、いかにもスポーティーさを醸し出すロゴが入っていない
という点が見た目の大きな違いですね。
機能性だけでいえばアロフトフードジャケットの方が断然上ですが、
・そこまでの機能を必要としない、
・より、スポーティーなデザインが削られたどこに行くにも着やすいジャケットが欲しい
という方におススメできるジャケットです。
どんなバイクと相性がいい?
シンプルなマウンテンパーカースタイルでカラーはロゴを除いてブラック1色。
余計な装飾もありません。
そのため、アロフトフードジャケット以上に、どのバイクとも、それなりに似合うと思います。
ただ、SSバイクや前傾姿勢がきついようなスポーティーさが前面に出ているバイクとは、ちょとアンマッチかもしれません。
KUSHITANI(クシタニ) WINTER WILL JACKET(ウィンターウィルジャケット)のイチオシポイント!
●カジュアルな見た目
●フード付きで余計な装飾なく、ブラックアウトなカラーリングなので、タウンユースでも使いやすい
●インナージャケットが優秀なので、カジュアルな見た目に反して防寒性は高性能
●インナーダウンジャケットは人肌に近い温度をキープしてくれて快適
KUSHITANI(クシタニ) WINTER WILL JACKET(ウィンターウィルジャケット)の残念なポイント
●高額な割には透湿性が低すぎる。3,000g/㎡/24hはワークマンの安物レベル
●透湿防水防風性能は3~5年程度で無くなる
●何故かカラーがブラック1種類のみで超少量生産。ほぼ予約のみで完売状態
これだけ人気が出そうなデザインのジャケットにも関わらず、生産数を絞りすぎです。
2019年モデルはもうほぼ完売状態じゃないでしょうかね、残念なことに。
店舗によっては予約分で完売してしまって、店頭に並ばなかったところもあるようで……
せめて店頭に並ばせられる程度は生産して欲しいですね。
まとめ
●ロングツーリングに使うならALOFT JACEKT(アロフトジャケット)がおススメ!
●ロングツーリングでも、タウンユースでも使うならALOFT HOODED JACKET(アロフトフードジャケット)がおススメ!
●タウンユースでもガンガン使うならWINTER WILL JACKET(ウィンターウィルジャケット)がおススメ!
付属インナージャケットについて
今回紹介したジャケットのインナージャケットは、すべて同種類のダウンジャケットです。
GRAY DUCK DOWN MID(グレーダックダウンミッド)というジャケットで、
人肌に近い適度な温度を保ってくれる優しいダウンジャケットです。
●GRAY DUCK DOWN MID(グレーダックダウンミッド)の紹介記事はこちらから!
今回の紹介は以上です。次回はまだまだたくさんあるクシタニの2019年秋冬新作ウェアを紹介します!
次回もお楽しみに!