クシタニ 2019年 秋冬新作 ホワイトグースダウンジャケットの紹介! レビュー





WHITEGOOSE DOWN JACKET(ホワイトグースダウンジャケット)は、2019年からラインアップに追加されたインナージャケットのモデルです。

このモデルは数年前に販売されていて一度生産終了になったのですが、今年からまた復活しました。

今年のクシタニは中綿入インナージャケットを3種類ラインアップしていますが、それぞれ仕様が異なっています。

今回はそれらの話も交えながら、

2019年、秋冬新作のWHITEGOOSE DOWN JACKET(ホワイトグースダウンジャケット)を紹介したいと思います。

2019年 クシタニ 新作 秋冬ウェア K-2695 WHITEGOOSE DOWN JACKET(ホワイトグースダウンジャケット)の紹介! レビュー

クシタニ K-2695 ホワイトグースダウンジャケット

ブラウン

参考画像:KUSHITANI 公式HP

ブラック

参考画像:KUSHITANI 公式HP

ネイビー

参考画像:KUSHITANI 公式HP

ホワイトグースダウンジャケットの基本情報

■素材:素材:〈表〉ポリエステル100%、別布/ポリエステル100%(透湿防風フィルム3レイヤー)

〈中綿〉ホワイトグースダウン90%,フェザー10%(550FP)

〈裏〉ナイロン100%

■仕様:プロテクターパッド装着不可

■カラー:ブラック、ネイビー、ブラウン

■サイズ:S、M、L、LL、XL

■価格:28,000円(+税)





ホワイトグースダウンジャケットは携帯性重視のダウンジャケット

WHITEGOOSE DOWN JACKET(ホワイトグースダウンジャケット)は、携帯性を重視してデザインされたダウンインナージャケットです。

スタッフバッグに詰めるとこのぐらいの大きさまで圧縮できる。持ち運びには場所を取らない

●ダウンの封入量はグレーダックダウンミッドの6割程度

グレーダックダウンよりもダウンの量を減らして、その分携帯性を高めています。

そのため見た目はけっこう薄いです。

これで本当に大丈夫か?というぐらいに薄いです。

しかし、ダウンの量を減らした分、保温性を確保するために、上質なダウンとされるホワイトグースダウンを使用しています。

そのため、ダウンの量を減らしながらもある程度の保温性は確保しています。

●日中と夜の寒暖差が大きい時期にはとても便利

携帯性に優れているので、日中気温が高くて夜は気温が低いような時期や、標高の高いところに行くときには、とても便利です。

バッグの中に入れておいてもほとんどスペースを使いません。

寒くなったらさっと取り出して着られます。

●防風性付きなので、メッシュジャケットの下に着てもOK

さらに他の2つのダウンインナーと違い、このジャケットには防風性が付与されているので、

防風性のないフルメッシュジャケットの下などに着用しても、ある程度の保温性を維持することができます。

また、バイクを降りた後は、防風+保温性のあるアウターとして活躍します。

クシタニのインナーダウンは3種類ありますが、このホワイトグースダウンジャケットのみ「ミッド」の文字がないのが、アウターとしての使用も想定されてデザインされているからだと思います。





クシタニ ホワイトグースダウンジャケットの保温性

クシタニのホワイトグースダウンジャケットの保温性は、クシタニの他のインナーダウンと比べると、一段劣ります。

これは保温性よりも、携帯性や気温の寒暖差に対応することを重視してデザインされているからです。

●保温力の1つの指標、ダウンのFP(フィルパワー)550

FP(フィルパワー)はダウン(羽毛)のかさ高を表した数値です。参考HP:株式会社デサント

このフィルパワーが高ければ高いほど、同じ重さのダウンでも保持できる空気の量が大きくなるので、保温性が高まります。

そしてホワイトグースダウンジャケットのフィルパワーは550FPです。

この数値は高いのか低いのか。

残念ながらこの数値は低いと言わざるを得ません。

一般的には550FP以上あれば高品質なダウンと言われています。

しかし550FPというのは、保温性と携帯性を両立するための最低レベルの数値です。(参考HP:株式会社デサント

ユニクロのウルトラライトダウンですら600FP程度のダウンを使用しています。

(※フィルパワーはダウンの性能を表す指標の1つであって、この数値がすべてというわけではありません。ダウンの品質や縫製によっても左右されます)

ホワイトグースダウンジャケットの金額、税込み3万円超えを考えた場合、550FPという数値はちょっと低いかな……と思ってしまいます。

ロングーツーリングなどの長時間の保温性を求められるシーンではグレーダックダウンミッドや、ダウンライクミッドを選んだほうがいいです。

クシタニ ホワイトグースダウンジャケットはデザイン性に優れている

●アウタージャケットを脱いだ後、そのままアウターになる

他の2種類のインナーダウンと違ってホワイトグースダウンジャケットには防風性があります。

そのため、バイクを降りた後に、アウタージャケットとして使用しても温度を維持しやすいです。

そういった使用を想定してか、ダウンライクミッドやグレーダックダウンミッドと比べて、色が付いて、よりデザイン性が増しています。

アウターとして着ることも多いのでダウンジャケットにデザイン性も重視したいという方にはおすすめです。





クシタニ ホワイトグースダウンジャケットのその他の機能

仕切りの部分を生地の織で形成する

通常ダウンの封入されている気室(筒状の空洞)は糸を使用した縫製により閉じられています。

そうすると、どうしても糸の縫い合わせの隙間や糸の穴から、ダウンやフェザーが抜け出してしまします。

グレーダウンダックミッドとダウンライクミッドはこの方法で作られています。

グレーダックダウンミッドは特に羽(フェザー)の抜けが多いですね……

これを防ぐために、生地を織りながら、中綿を封入するための空洞も同時に作ります。

そして生地が織り上がったときにはすでに中綿が入った生地が完成しているというわけです。

こちらも、隙間をほぼ完全になくすことができるので、綿や羽の抜けを最小限に抑えることができます。

ダウンの封入箇所の仕切りに糸の縫い目はない。

ちなみにアニフェスジャケットも同じ手法で作成されています。

この手法についてさらに詳しく知りたい方はこちら記事をどうぞ。

ANIFESU JACKET(アニフェスジャケット)は、2018年からラインアップに追加されたモデルです。 2019年モデルでは、カラーリングのほかにも、大きな変更が加えられました。 今回は2019年、秋冬新作のANIFESU JACKET(アニフェスジャケット)を紹介したいと思います。

●親指を通すことができるサムホール付き

ホワイトグースダウンジャケットには他の2種類のインナーダウンジャケットと違って、

サムホールが付いています。

これによりグローブと袖の隙間を限りなく無くすことができる……のですが、

正直使い勝手はイマイチですね。

画像の通りに手のひらの半分まで袖を通してしまうと、大体のグローブは着用できなくなると思います。

このサムホール機能は、他の2種類、グレーダックダウンミッドとダウンライクミッドの2018年モデルにも付いていました。

僕も昨年のモデルでこの機能を使おうと思ったのですが、やっぱりグローブをはめることができませんでした。

この機能を使うためには、サムホールに指を通した状態でグローブを試着して購入したほうがいいです。

僕はこのためだけに新たにグローブを新調する余裕もなかったので、サムホール機能を使うのをあきらめたのですが、そうしたら別の問題が……

サムホールを使わないと袖の丈が長すぎるのです。

アウタージャケットを着たときに肘のあたりが詰まって、圧迫感が発生し、稼働を妨げました。

なんでこんな機能つけたんだ……って思っていたのですが、

今年のモデル(グレーダックダウンミッドとダウンライクミッド)からは消えていました。

やっぱみんな使いづらいって思ってたんだな!

と一人納得していたのですが、なぜかホワイトグースダウンジャケットのみは

この機能が残っています。

何故なのか、すごい疑問です。





クシタニ ホワイトグースダウンジャケットの最適な使い方

●春夏用の防風機能を持ったジャケットの中に着やすい

ホワイトグースダウンジャケットは携帯性重視のため、ダウンの封入量が少なく、クシタニの他のインナーダウンジャケットと比べて一回りボリュームが少ないです。

そのため春夏ジャケットの中に着用しやすいです。

というのも、グレーダックダウンミッドとダウンライクミッドは、春夏ジャケットと同じサイズ感で作られているからです。

秋冬ジャケットはその上に重ね着できるよう、それらより一回り大きいサイズでデザインされています。

ですから秋冬ジャケットの下に着る分には全く問題ないのですが、

春夏ジャケットの下に着る場合は、肩周りから腕にかけて、かなり苦しいです。

あとはジャケットによってはフロントファスナーが最後まで閉まらなくなったりもします。

一方、ホワイトグースダウンジャケットであれば、中綿の量が少なく、羽毛の圧縮性も

他の2種類のインナーダウンと比べて圧倒的に高いので、かなり苦しいということはなくなると思います。

(それでもちょっと窮屈だとは思いますが……)

●日中と夜の寒暖差が大きく、それほど寒くならない時期にぴったり

このジャケットは真冬の走行に耐えうる保温性よりも、

携帯性を重視して、気温に合わせて保温性を得るということを重きにおいてデザインされています。

フィルパワーも低いのでちょっと肌寒いというような気温でも暑くなりすぎることがありません。

加えてこのジャケット自体が防風性を持っているので、防風性のない春夏ジャケット、例えばフルメッシュジャケットなどの下に着る場合にもぴったりです。

ホワイトグースダウンジャケットの良い点と悪い点

良い点

・日中と夜とで気温差が大きい時期に重宝する

・アウターとしても着られるデザイン性と防風性

・持ち運びに場所を取らないので、インナーとアウター分離タイプの良さを最大限活かしやすい

悪い点

フィルパワーが低く、ダウンの封入量も多くはないため、真冬を耐える保温性はない

保温性の性能にしては値段が高い





まとめ

同じインナーダウンジャケットでも、

ホワイトグースダウンジャケットとグレーダックダウンミッド、ダウンライクミッドとでは

方向性に明確な違いがあります。

・ホワイトグースダウンジャケットは携帯性重視

・グレーダックダウンミッド、ダウンライクミッドは真冬の保温性重視

その違いを理解して使用することができれば快適なライディングを助けてくれることでしょう。

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