最強のバイクレインスーツ! GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツの紹介!レビュー、インプレ

今回紹介するのは、雨の中のライディングで

「絶対に濡れたくない!」

という方向けのおススメレインスーツです。

GORE-TEXのバイク用レインスーツの中でも、最高の性能を誇るレインスーツとなっています。

1.GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツ

オレンジ                             

画像参照元:GOLDWIN公式HP

ダークベージュ

ライトグレー

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツの基本情報

■素材:表地70D(デニール)ナイロンタフタ・ゴアテックス3L

■カラー:①ダークベージュ②オレンジ③ライトグレー

■サイズ:S/M/L/XL/XXL/BL

■価格:¥58,000+税(WEB SHOP 実売価格¥48,000~¥55,000税込 程度)

■防水透湿性能:生地初期耐水圧45,000mm, 透湿性13,500g/㎡/24h

■機能 防水 透湿 リフレクション 手洗い可

そもそも、GORE-TEX(ゴアテックス)とは……

1平方センチメートルに14億個のミクロな孔の空いており、水蒸気は通すが水は通さないという性質を持つシート状の素材。

画像参照元:モンベル公式HP

●基本性能

・生地初期耐水圧45,,000mm,

・透湿性13,500g/㎡/24h(B-2法)   25,000g/㎡/24h(B-1法)

※透湿性を試験するテストにはB-1法とB-2法の2つがあります。

1と2では試験の厳しさが異なり、B-2法の方がシビアな試験となります。

そのため上記の透湿性の数値はB-2法の方が低くなっています。

特筆したいのが、GORE-TEX(ゴアテックス)以外の防水透湿素材は殆どがB-1法で
試験されています。一方GORE-TEXはより厳しい基準のB-2法で試験されています。
その他の防水透湿素材と透湿性の差をチェックするときにその他の防水透湿素材の
方が透湿性が高いことがありますが、ほとんどがB-1法での結果です。

透湿性を比較される際は、B-1法,B-2法のどちらで試験をしているかチェック
するのが良いでしょう。

●ゴアテックスレインウェアの特徴

防水性と透湿性を両立した素材の中ではそれぞれの数値において世界最高レベルを誇ります。

こまめに正しいメンテナンスを行えば最低5年~長くて10年程度の耐用年数を誇ります。

超高性能な素材だけあって、GORE-TEX(ゴアテックス)を使用したウェアは軒並み高価格で、ジャケットなどは最低3万円程度になります。

防水性と透湿性には優れる一方、生地は伸びずにゴワつくので着心地はあまりよくありません。

バイクの場合は、排気ガスや塵埃砂等により非常に汚れが付着しやすい環境なので、多孔タイプのGORE-TEX(ゴアテックス)にとってはあまり良い環境ではありません。

メンテナンスをしっかりしないと本来の性能を発揮しづらい面もあります。

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツはゴアテックスを採用したレインウェアの中で最も多機能!

●採用しているゴアテックスはゴアテックス3レイヤー

裏地一体型のゴアテックス3L(レイヤー)を使用しています。

2L(レイヤー)と違って、防水透湿性を持つゴアテックスメンブレンがむき出しではありません。

そのため、メンブレンが擦れたり皮脂などで汚れたすることがなく耐久性に優れます。

画像参照元:モンベル公式HP

画像参照元:モンベル公式HP

●生地の欄に記載のあるD(デニール)とは

またこの製品の基本情報の生地の項目には70D(デニール)という記載があります。

この70D(デニール)という表記は簡単に言ってしまうと糸の重さの単位です。

この数値が大きければ大きいほど生地の強度が高いということになります。

一般的なナイロンが210デニール程度です。

30~40デニールで軽量と言われています。

なのでこのゴアテックスレインスーツの70デニールは、通常よりも薄く、かといって軽量というほどの薄さでもないといった位置です。

ちなみにですが生地の強度に定評のあるコーデュラナイロンは1000デニール程度とされています。

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツは靴を履いたままでも履きやすい

GOLDWINのゴアテックスレインスーツにおいて特筆するべき点は、実際に使用するシーンを想定した優れた機能が付いていることです。

まずはパンツの方には、靴を脱がずにラクに履くことのできる機能が付いています。

●裾口が大きく広がる

裾口が大きく広がるようになっています。

靴を履いたままでも簡単に足を通すことができます。

画像参照元:GOLDWIN公式HP

●腰のアジャスターはドローコード

2.腰の部分はゴムやひもではなく、ドローコードになっています。

そのため、ドローコードを全開まで緩めた状態だと、腰回りをかなり大きく開くことができるので、靴を履いたままでも足が通しやすいです。

上記の2つの機能によって、靴を履いたままでも、もたつくことなくすぐに履くことができます。

急な雨などの時は路上で履くことになるので、靴を履いたままでも、すぐに履けるというのは非常にいい機能ですね。

画像参照元:GOLDWIN公式HP

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツのその他の優れた機能

●シートと接する部分は2重構造

臀部の生地は2重になっています。

これは強度確保のためもありますが、別の理由もあります。

それは、一度体から出た湿気が体重の圧によって再び戻ってしまう蒸れ返しを防ぐために2重構造にしているそうです。

これによってシートと接している部分の蒸れも極力抑えることに成功しています。

シートと接する部分は蒸れやすい場所なのでこういった細かい配慮はありがたい

画像参照元:GOLDWIN公式HP

●収納袋もゴアテックス生地

収納袋(スタッフサック)にもゴアテックスが使用されています。

徹底したクオリティですね。素晴らしい。

使い終わった後、水滴も払わずにそのまま収納袋にしまって、バッグの中に放り込んだとしても、バッグの中が雨水に濡れることを防ぐことができます。

またゴアテックスなので、収納袋には高い透湿性もあります。

雨水を払ってそのまま収納しても蒸れにくくなっているので、レインウェアの生地が傷みにくくなっています。

通り雨などすぐに雨が止んだり、走り始めは降っていた雨が途中で止んだりしたときにすぐに脱いでバッグの中に収納することができます。

細かい部分ですが地味に助かる機能だと思います。

画像参照元:GOLDWIN公式HP

●各部はベルクロで絞ることが可能

腰、上腕、腕の裾、足の裾は、ベルクロで調整してバタつきを抑えることが可能です。

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツのサイズ感

●通常のライディングウェアよりも一回り大きい

通常のライディングジャケットの上から着用するように設計されています。

ですので、それらと同じサイズでも一回り大きいサイズになっています。

購入される場合は実際に店舗で試着してみて購入されることをおススメします。

GOLD WIN (ゴールドウィン)ゴアテックスレインスーツのまとめ

ゴアテックスを採用したレインスーツというのはどのメーカーでも、そのメーカーでの最上級モデルに位置しています。

そしてこの製品は、おそらくですが他社も含めたバイク用ゴアテックスレインスーツの中でも、最もハイエンドに位置するモデルだと思われます。

他社の製品には無い、様々な優れた機能が付いています。

そのため、当然といえば当然ですが価格も高額です。

値段が消費税込みで6万円を超えています。

正直中々手を出しづらいです。

まあ、ゴアテックスは製品寿命が長く、手入れを欠かさずにすれば最低でも5年はもちますので、高額でもそれに見合う価値はあるのですが。

金額に折り目を付けず、とにかく高性能なレインスーツが欲しいという方にでしたらぜひともおススメの一着です。

良い点(GOOD)

・最高の防水透湿素材GORE-TEXを採用

・使い勝手の良い様々な機能が付いている。

良くない点(BAD)

・消費税込みだと6万円を超えてしまいかなりの高額になる。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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