今回は春夏秋に、バイクに乗るときに活躍するインナー(アンダーウェア)を紹介します。
バイクに乗るとき、インナー(アンダーウェア)を着用することで、ライディングがだいぶ快適になります。
吸汗速乾性にすぐれたインナーを着用することで、ベタつきや、服が肌にはりつくことを防ぐことができます
●今回紹介するインナー(アンダーウェア)の共通点
・吸汗速乾
・抗菌また制菌
・薄くて軽量
・普段使いでも使える
今回は バイクに乗っているときに、汗をかいても不快になりにくい吸汗速乾性にすぐれたインナーを選びました。
また、今回選んだインナーはバイク専用というわけではありません。
普段使いでも存分に使えるインナーです 。
順番に頭部から紹介します。
目次
バイク用 頭部のインナー(アンダーウェア)
KOMINE(コミネ) COOLMAX Full Face Inner Mask(クールマックスフルフェイスインナーマスク)
■価格:1,200円(税別)
今回紹介するアンダーウェアの中で、これだけはバイク専用です。
COOL MAX(クールマックス)生地を使用しています。
画像参照元:COOL MAX公式HP
ヘルメットを直接かぶる前に、このフェイスインナーマスクを着用するだけで、汗をかきやすい春夏、秋の日中に、ヘルメットのパッドと頬がはりついたり、汗でじめじめする不快感を少なくできます。
また、ヘルメットのパッドが汗で濡れるのを防ぐことができるので、ヘルメットを脱いだあと、再びヘルメットを着用する際に、濡れたパッドに顔をつけて不快な思いをせずに済みます。
さらにヘルメットのパッドが汗や皮脂で汚れるのを防ぐことができるので、パッドを洗濯する回数も減りますし、肌のトラブルも防ぐことができます。
僕個人としてはバイクによく乗られる方は、3、4枚持っておいても損はないアイテムだと思います。
●KOMINE(コミネ) COOLMAX Full Face Inner Mask(クールマックスフルフェイスインナーマスク)の詳細はこちらの記事にて紹介しています!
バイク用 インナーシャツ(アンダーウェア)
mont-bell(モンベル) ジオラインクールメッシュ Tシャツ
1.長袖
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:2,800円(税別)
2.半袖
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:2,300円(税別)
非常に薄くて軽いシャツです。
モンベルが独自に開発した素材、ジオラインクールメッシュを使用しています。
画像参照元:モンベル公式HP
ジオラインクールメッシュは、吸汗速乾性に大変優れています。
特に良いのが、肌に張り付く感じがほとんどないということ。
速乾性は本当に優れており、洗って干すと数時間で完全に乾きます。
更に制菌性にも優れており、一日使用しただけでは臭いにくいです。
そのため、長期ツーリングなどではこれ1枚を着回すことができ、荷物を減らすことができます。
バイク用 ミッドウェア(アンダーウェア)
mont-bell(モンベル) クールパーカ
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:5,600円(税別)
こちらインナーではありませんが、似たような使い方が可能なので紹介させていただきます。
素材はwickron cool(ウィックロンクール)というモンベル独自の吸汗速乾素材を使用しています。
画像参照元:モンベル公式HP
●超高性能で着心地も良い!ウィックロンクール
ウィックロンクールの主な特徴は以下の通りです。
・高い速乾性
・生地面が凸凹による肌離れの良さ
・抜群の通気性
・光触媒による半永久的な消臭効果
・紫外線90%カット
・非常に薄くて軽量
多様な機能があり、非常に高性能な生地です。
●走行時はインナーとして、休憩時はアウターとして
パーカーですが、薄くて非常に軽いため、インナー(アンダーウェア)や中間着としても使用できます。
汎用性が非常に高く、あらゆるシーンで使いやすいです。
それでいて着心地もいいです。
また、UV カット加工が施されていて、紫外線を90%カットします。
そのため、フルメッシュジャケットの下に着用するのにぴったりです。
袖が長めに作られているので、腕を曲げても手首が露出しにくいというのも、バイク用として使いやすく、嬉しい点です。
難点を挙げるとすると、値段が高額なことですね。
バイク用 ボトムインナーウェア(アンダーウェア)
mont-bell(モンベル) ジオラインクールメッシュ ニーロングタイツ
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:2,381円(税別)
使用している生地はジオラインクールメッシュ。吸汗速乾性に非常にすぐれた生地です。
こちらも非常に薄手で軽量です。 着用している感覚はほぼないですね。
吸汗速乾性に優れていて、肌に張り付く感じがほとんどないです。
●デニムや革パンツの下に着用して、快適性UP!
デニム や革パンツの下に着用すれば、それらが肌に張り付く不快感をなくすことができます。
速乾性は本当に優れており、洗って干すと数時間で完全に乾きます。
更に制菌性にも優れており、一日使用しただけでは臭いにくいです。
そのため、長期ツーリングなどではこれ1枚で着回すことができ、荷物を減らすことができます。
余談
パンツの代わりに履いている方もいらっしゃるようです。
夏場など汗をかきやすい時期は、股の内側が蒸れて、最悪かぶれますので、パンツは履いたほうがいいですね。(笑)
●mont-bell(モンベル) ジオラインクールメッシュ ニーロングタイツの詳細はこちらの記事にて紹介しています!
mont-bell(モンベル) ジオライン クールメッシュ トランクス
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:1,800円(税別)
非常に薄くて軽いです。
こちらも吸汗速乾性に優れているジオラインクールメッシュを生地として使用しています。
濡れて重くなることもないですし、肌に張り付く感じもほとんどありません。
更に制菌性にも優れており、1日使用しただけでは臭いにくいです。
かなり高性能なパンツだと思います。
●連泊ツーリングのお供に
洗って干すと数時間で完全に乾くので、長期ツーリングなどではこれ1枚で着回すことができ、荷物を減らすことができます。
高機能な下着類は1枚持っておくだけで、数泊する際のツーリングではかなり役に立ちますよ。
mont-bell(モンベル) ウィックロン 5トゥースソックス
5本指
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:1,400円(税別)
通常タイプ
画像参照元:モンベル公式HP
■価格:1,100円(税別)
吸汗速汗性にすぐれながら適度な厚みがあり、優れた吸汗速乾性と履き心地を両立しています。
これを履いていると足が汗で濡れるという感覚があまりないです。
非常によく汗を吸い取ってくれます。
また耐久性にも優れているので、ハードに使い倒しても中々破れることがありません。
●5本指がオススメ!
基本的には5本指のほうが吸汗性と防臭性に優れます。
足でもっとも汗による雑菌が繁殖しやすい場所は足の指の間だからです。
ライディングシューズやブーツは基本的に厚く、ムレ(蒸れ)やすいので、蒸れや臭いを気にされる方には5本指をオススメします。
●連泊ツーリングのお供に
こちらの靴下の速乾性も本当に優れていて、洗って干すと数時間で完全に乾きます。
更に抗菌性にも優れているので、1日使用しただけでは臭いにくいです。
そのため、数泊するようなツーリングではこれ1足を履き回せるので、荷物を減らすことができます。
●mont-bell(モンベル) ウィックロン 5トゥースソックス の詳細はこちらの記事にて紹介しています!
吸汗速乾性ウェアの注意点
●柔軟剤の使用はNG
吸汗速乾性のウェアには注意点が1つあります。
それは洗濯の際に柔軟剤を使用した場合、吸汗速乾性能が落ちるということです。
今回紹介したインナーはすべてこれに該当します。
吸汗速乾性のウェアというのは大体が網目状のメッシュ生地です。
この網目状の生地が水分を拡散して、より広い面積で吸水することにより、水分を蒸発させやすくしています。
これが吸汗速乾性のメカニズムです。
画像参照元:モンベル公式HP
ところが、柔軟剤はこのメカニズムを阻害する可能性があります。
柔軟剤とは基本的には生地の表面をコーティングして効果を発揮するもので、
生地の表面をコーティングする際に、網目を埋めてしまい、吸汗速乾性を大きく低下させてしまいます。
どの柔軟剤を使用した場合でも、使用ていないときと比べて吸水性は確実に落ちます。
ですので、吸汗速乾性を謳うウェアを洗濯する際は柔軟剤の使用は避けましょう。
普段柔軟剤を使用している場合は、他の洗濯物と分けて洗濯する必要性が出てきてしまうので、洗濯の手間は増えますが、せっかくの高機能が台無しになってしまうので、ここは手間でも分けるべきです。
インナーに冷感は必要か
最近は接触冷感(接触涼感)機能を持ったインナーが増えてきた印象があります。
生地が肌と接触することで肌表面の熱を奪って冷たさを感じることのできる機能です。
今回紹介したインナーにはどれも接触冷感機能は付いていません。
それは僕自身は冷感機能は必要ないかな、と思うからです。
接触冷感は、肌と生地の接触面積を多くする必要があります。
そうすると、どうしても肌に生地が張り付いている感がでてしまうのです。
肌離れが悪い、ということですね。
そのうえ生地は汗で濡れます。
それにより気化熱で体表面の熱を奪うので、冷たいのですが、濡れた、湿った生地が肌に張り付いている感覚が、僕にとってはどうしても気持ち悪く感じてしまうのです。
冷感機能にはメリットもありますが、僕にとってはデメリットのほうが大きく感じてしまうので、個人的には冷感機能にこだわる必要はないと思います。
バイク用オススメインナー まとめ
正直な話、バイク専用に絞ればよりよいインナー(アンダーウェア)があるとは思います。
しかしバイク専用ウェアというのはバイク専用に特化しており、大体が高額な割には、 バイクに乗るときにしか使えないことが多いです。
ライディングジャケットとかでしたらそれでもいいのですが、インナーまでバイク専用にすると結構なお金がかかってしまいます。
今回紹介したインナーは日用品として考えると少々割高ですが、日常生活も快適にしてくれますし、バイク用としても使えるので、専用品を買うよりは非常にコストパフォーマンスがいいです。
すぐれたインナーを着用するだけでもライディングはより快適になります。
みなさんも優れたインナーを着用してよりよいバイクライフを送ってください。