目次
RSタイチ モトレック ウィンターパーカ
TECH ORANGE
画像参照元:RSタイチ公式HP
AQUA BLUE
画像参照元:RSタイチ公式HP
TECH BLACK
画像参照元:RSタイチ公式HP
ブラックチノ
画像参照元:RSタイチ公式HP
ブラックレッド
画像参照元:RSタイチ公式HP
カモフラージュ
画像参照元:RSタイチ公式HP
デルタブラック
画像参照元:RSタイチ公式HP
RSタイチ モトレック ウィンターパーカの基本情報
■素材:<表地>ナイロン <裏地>ナイロン <インナー>ナイロン <中綿>ポリエステル
■防水透湿フィルム:DRYMASTER(ドライマスター)耐水圧10,000mm、透湿性10,000g/m2/24h
■仕様:プロテクターパッド標準装備<肩、肘、背中>肩肘はCE-1,背中はソフトパッド
■カラー:ブラックチノ、ブラックレッド、ブラックイエロー、カモ、デルタブラック、ネイビー、スパイダーグレイ
■サイズ:S、M、L、XL、XXL、3XL、4XL、WM、WL
■価格:28,900円(+税)
RSタイチの秋冬カジュアルライディングジャケット
RSタイチの秋冬用カジュアルライディングジャケットです。
柔らかい生地にスラブ調の柄が入っていて、一見するとライディングジャケットには見えません。
ですが、立体裁断、肩肘背中にプロテクターが装着、防水透湿防風、
とライディングジャケットに必要な機能はすべて備えています。
RSタイチ モトレック ウィンターパーカのサイズ感
●着用時のサイズ感
着用者の僕は身長185cm 体重75Kgです。
・XLの場合
袖の長さはちょうどいいのですが、お腹回りはちょっと隙間が空いてしまいます。
・Lサイズの場合
お腹回りの隙間は減っていいのですが、袖が短いです。
●お腹回りのサイズがちょっと大き目
ちょっとお腹回りの寸法がちょっと大き目ですね。
このジャケット、一応中綿入りインナーが付属しているのですが、このインナーがペラッペラです(笑)
お腹周りとジャケットの間に隙間ができてしまうのは、そのせいですかね。
一応裾のドローコードを絞ることで、下からの風の侵入はある程度ふせぐことができますが、
ドローコードの位置が低すぎてお腹周りの隙間感は解消できません。
できれば脇腹付近にもドローコードを付けて欲しかったですね。
●おススメのインナーはクシタニのインナージャケット
グレーダックダウンミッド
ダウンライクミッド
これらのインナージャケットを中に着る場合は、付属している脱着式インナーは外した方がいいと思います。
腕まわりがけっこうキツくなるためです。
●mont-bell(モンベル)のベストもおススメ
腕部はぴったりだったので、ベストのような袖なしのインナーの方が良いかもしれませんね。
保温インナーのベストは、フリースやダウン含めて、mont-bell(モンベル)が非常に豊富な品揃えですので、モンベルで探してみることをおススメします。
RSタイチ モトレック ウィンターパーカの着心地
●非常にやわらかく、ストレスのない着心地
生地が非常に柔らかくて着心地はいいですね。
ライディングウェアによくある固さがありません。
ジャケットの質感は、2018年のADORE JACKET(アドーレジャケット)によく似ています。
材質は全然違いますけどね。
2019年度版のADORE JACKET(アドーレジャケット)はまた質感が違います。
その分摩耗性や引裂き強度などの生地の強度はかなり劣るので、その点は注意が必要です。
●パーカーの口元部分がフリース生地になっていて、口元の触感がいい
個人的にいいなと思ったところで、口元に当たる部分にフリース素材が使用されています。
口元にあたる触感が柔らかくて、ファスナーを締め上げたときに、襟の部分が口元に当たっても嫌な感じがしません。
これがあるとないとじゃ結構違うんですよね。
●普通の服と比べたら重いけど、ライディングジャケットとしては普通の重さ
重量は1.5Kg程度なので、ライディングジャケットとしては軽~普ぐらいの重量だと思います。
着ていてもそこまで重いという感じはしないです。
重さを感じにくいのは生地に固さが無く、肩回りにストレスが無いことも影響していると思います。
RSタイチ モトレック ウィンターパーカの防水透湿はDRYMASTER(ドライマスター)
モトレックウィンターパーカには、RSタイチ独自の防水透湿フィルム、「DRYMASTER(ドライマスター)」が採用されています。
画像参照元:RSタイチ公式HP
HPには記載されていませんが、メーカーに直接確認したところ、DRYMASTER(ドライマスター)を使用してるとのことでした。
●DRYMASTER(ドライマスター)耐水圧10,000mm、透湿性10,000g/m2/24h
独自の名前が付けられていますが、PU(ポリウレタン)処理の1種です。
●耐水圧は最低限のレベル
耐水圧に関しては雨の中を走る場合としては最低限の耐水圧ですかね。
雨の中安心してライディングするためには、耐水圧は最低20,000mm程度は必要です。
耐水圧10,000mmという数値は、小雨程度や、急な雨に対応する程度の耐水圧です。
また、このジャケットはレインスーツではないので、防水構造がしっかりしていません。
そのため、低速で走行していても雨水が侵入する場合があります。
ですので、雨が降ってきたときは、あくまでその場しのぎとして頼るにとどめて、
雨の中を長時間走行するのはやめたほうがいいでしょう。
バイクウェアに必要な耐水圧について知りたい方は、こちらの記事からどうぞ!
●透湿性は優秀
透湿性に関しては優秀だと思います。
透湿性が10,000g/m2/24hあれば、だいぶ蒸れ(ムレ)を感じにくくなると思います。
この手のカジュアル寄りなライディングジャケットって、デザインは優れていても、
機能性が劣っていることが多いです。
カジュアル寄りなライディングジャケットで透湿性が10,000g/m2/24hあるものは、あまりないんじゃないでしょうか。
快適性の指標の1つである透湿性が優れていると、日中の気温が高い時や、外から暖房の効いている店内などに入った時に、汗をかいても蒸れにくいので、使い易くていいです。
ただ、この防水透湿性は、ポリウレタンによるものなので、加水分解の運命からの逃れることはできません。
大体、製造から3年程度で防水透湿性の消失が始まりますので、注意が必要です。
購入した年は覚えておきましょう。
RSタイチ モトレック ウィンターパーカのその他の機能
●フードが脱着可能
状況に応じてフードを取り外すことができます。
画像参照元:RSタイチ公式HP
●中綿インナーが脱着式
中綿インナーは脱着可能です。
今年のモデルはカラーごとにインナーに同じカラーが使用されています。
画像参照元:RSタイチ公式HP
モトレックウィンターパーカはインナーを外せば、初春ぐらいまでジャケットを使用することができます。
ただしベンチレーションやダクトが付いていないので、最近の春の日中では暑いと思います。
画像参照元:RSタイチ公式HP
●ダブルファスナーでカジュアルに着こなせる
ダブルファスナーなので、下側からもファスナーを開くことができます。
そのため、ただでさえ着ていると厚着になるライディングジャケットですが、座るときは腹部の突っかかりを減らせますし、
裾の部分を開くことができるので、ファッショナブルに着こなすことができます。
RSタイチ モトレック ウィンターパーカの問題点
●裾を絞る機能はあるが、腹部回りの隙間は埋まらない
裾に一応ドローコードがついていますが、裾が絞れるだけで、お腹周りの隙間は減らすことができません。
そのため、お腹回りの隙間を埋めるのに苦労します。
付属のインナーを外して、ボリュームのあるダウンジャケットを着るか、
ボリュームのあるフリースのベストなどを着て隙間を埋めるのが1番いいですね。
まとめ
ライディングジャケットでありながら、カジュアルに着ることができます。
透湿性が10,000g/m2/24hあるので、快適にも着ることができます。
僕のおススメカラーは
●ブラックチノ
●テックオレンジ
の2つ。
この2種類のみ、ツートンカラーのデザインなので、非常にカジュアルです。
モトレックウィンターパーカは、カジュアルなライディングジャケットをお探しの方にはおススメできる1着です。
モトレックウィンターパーカの性能表
防水性:★★☆☆☆
防風性:★★★★☆
保温性:★★★☆☆
換気性:★★☆☆☆
運動性:★★★☆☆
防御性:★★★☆☆
機能性:★★★☆☆
デザイン性:★★★★★