真夏のライディング。
近年は本当に暑い!
バイクで走るのが苦痛に思えるほど暑いです。
全身フルメッシュ装備でも全然暑さが和らぎません。
まあそれでもバイクで走るのが好きなので走るのですが、夏は汗だくです。
特にやっかいなのがヘルメット。
最も肌と密着する部位で風通しも悪いです。
おまけに頭部の発汗量は最も多いため、ヘルメット内が蒸れと汗でベトベトになってしまいます。
例えば休憩のときにヘルメットを脱いで、出発の時にヘルメットを着けるときは、頬のあたりが汗で濡れていたりすると被り心地は最悪です。
そんなときにとても役に立つアイテムが今回紹介するKOMINE のフルフェイスインナーマスクです。
KOMINE(コミネ) COOLMAX Full Face Inner Mask(クールマックスフルフェイスインナーマスク)
画像参照元:KOMINE公式HP
KOMINE(コミネ) COOLMAX Full Face Inner Mask(クールマックスフルフェイスインナーマスク)の基本情報
■材質:COOL MAX ライクラ
■サイズ:Free
■カラー:black
■機能:抗菌防臭加工, 速乾, 冷感
■価格:1,200円(税別)
KOMINE(コミネ) のフルフェイスインナーマスクでヘルメット内のべたつきや蒸れとオサラバ!
●生地には吸汗速乾性に優れたCOOL MAXを採用
画像参照元:COOL MAX 公式HP
COOL MAXとは通気性、吸汗速乾性に優れた素材です。
体温調整機能やドライ機能にも優れています。
乾燥速度は綿の5倍を誇り、汗をかいてもムレにくく、べたつきにくいです。
暑い時期には非常に重宝する生地です。
COOLとは裏腹に寒い時期には人肌に近い温度を保ってくれるので、冬でもインナーとして使用することが可能です。
発汗量の多い頭部にはもってこいの高機能素材です。
●内装が汗で濡れないのでじめじめした不快感が無い
内装が汗で濡れるとすぐには乾きにくいですよね。
休憩時にヘルメットを脱いで、出発時に再び被るときにヘルメットが濡れていたら不快感MAXです。
しかし、このインナーマスクを付けていれば汗をどんどん吸い取ってくれるので、内装が濡れるのを防ぐことができます。
代わりにこのインナーマスクが汗で濡れますが、薄いのですぐに乾きます。
そのため再度使用するときも不快感がありません。
KOMINE(コミネ) のフルフェイスインナーマスクでヘルメットが被りやすくなる!
このインナーマスクにはヘルメットの内装が汗で濡れるのを防ぐ機能のほかに、ヘルメットを被るときのサポートにもなります。
ヘルメットは被り口が狭いので、ヘルメットを被るときに髪が引っ張られたり、耳が引っ掛かったりして痛い場合があります。
特にARAIのヘルメットなどがそうですね。
インナーマスクを最初に被っておけば、それらを防ぐことができます。
インナーマスクはスベスベした素材なので、ヘルメットを被るときに引っ掛かる部分が無くなるからです。
また、ヘルメットを被った時に中で耳たぶが折れることもありません。
さらに長時間のヘルメット着用によって、髪型に内装の形がくっきりと残ってしまうことも防ぐことができます。
KOMINE(コミネ) のフルフェイスインナーマスクでヘルメットの内装を洗う回数が減る
●ヘルメットの内装はめちゃくちゃ汚れやすい
ヘルメットの内装は常に肌と接していますから実はかなり汚れやすいです。
そして汚れたままの内装を使用し続けると、肌荒れやニキビなどになりやすいです。
実際僕自身、汚れた内装を使用し続けた結果ニキビができてしまいました。
顔の肌は繊細なので汚れには敏感です。
夏は特にそうです。高温多湿の環境はすぐに雑菌が繁殖していまいます。皮脂と汗の付着したヘルメットの内装は絶好の繁殖場所です。
ヘルメットを被り続けて、そんな汚れた内装を顔の肌と密着させるのは……考えるだけでも寒気がしますね。
ですので、ヘルメットの内装は常にきれいな状態に保つことが大事です。
このインナーマスクは薄手でCOOL MAXなので、洗ってもすぐに乾きます。
1枚だけでも毎日使うことも可能です。まあその分損耗は早いですが……
例えば宿泊先などでは、軽く洗って干しておけば次の日にはすぐに使えます。
おかげで旅先でも内装を常にきれいな状態に保つことができます。
KOMINE(コミネ) のフルフェイスインナーマスクでヘルメットの問題点
●インナーマスクをかぶった時の見た目がもじもじくん
このインナーマスクは当然ですが、ヘルメットを着用する前に被る必要があります。
そのため、このインナーマスクをかぶった姿を人前にさらしてしまうことになります。
見た目はまんま、もじもじくんであり、恥ずかしい姿を衆目の目にさらすことになるでしょう(笑)
実際僕も使用していますが、恥ずかしいです。(笑)
ですので付けるときはなるべくヘルメットを手元に置いてから、人目を背にしてインナーマスクを被ります。
そしてすぐにヘルメットを装着します。
ヘルメットを脱ぐときは、インナーマスクをヘルメットごと脱ぐようにしています。
人前で恥ずかしい恰好がどうしてもできない!という方には残念ながらこのインナーマスクはおススメできませんね。
●サイズはフリーサイズのみ。しかし何故かばらつきが大きい。
このインナーマスクのサイズはフリーサイズのみです。
伸縮性があるため比較的どんな頭のサイズの方にもフィットすると思います。
しかしながら、流通している商品の中に、明らかに1サイズ小さいもの商品が混じっています。
僕は今までに4着、このインナーマスクを購入しました。
その中で1つだけ、1サイズ小さいものに当たってしまったことがありました。
結局サイズがキツかったので使えませんでした。
そういう場合は返品か交換をおススメします。
●頬全体がカバーしきれない
このインナーマスクは口まわりを覆わないタイプのマスクのため、どうしても頬の上部分をカバーすることができません。
なので人によってはヘルメットの内装と肌が直接触れてしまう箇所があります。
まあこれは製品の性質上仕方ないことですかね。
それが気になる方は口元まで覆うタイプのインナーマスクをおススメします。
僕は息がしづらいのであまり好きではないのですが。
●内装をテクニカルショップでぴったりに調整していた場合、きついかも
このインナーマスクは非常に薄手ですが、薄いといっても1mm程度の厚みはあります。
しかしテクニカルショップでの内装調整はmm単位で頭にフィットするように内装を調整します。
そのためインナーマスクを着用した状態で、調整した内装のヘルメットを被るときつく感じるかもしれません。
ただ内装も馴染んでくるので、しばらく着用していればきつさもなくなるとは思いますが、内装を調整されている方は要注意です。
●マスクの輪郭が顔に移る場合がある。
フリーサイズなので人によっては締め付けがきつくなってしまう方もいます。
そのような方が長時間このインナーマスクを着用すると高確率でインナーマスクの輪郭が頬にくっきりと残ってしまいます。
これでは恥ずかしくて街中を歩けたものではないので、ご注意ください。
先ほども書きましたが、フリーサイズですがサイズにばらつきが多く、流通している商品の中には1サイズ小さいものもあります。
MやLサイズのヘルメットを使用していて、このインナーマスクが小さいと感じたらそれは1サイズ小さい粗悪品なので、返品か交換してもらいましょう。
KOMINE のフルフェイスインナーマスクの洗濯時の注意点
●柔軟剤は使用しない
これは吸汗速乾素材を使用しているもの全てにいえることですが、柔軟剤を使用すると性能が落ちます。
それは柔軟剤は生地の表面にコーティングのように残る性質のためです。
吸汗速乾素材の生地の目に柔軟剤が入り込んでしまい、結果として吸水性が落ちます。
よく吸水性アップを謳う柔軟剤がありますが、基本的に柔軟剤を使用した場合は、そうでない場合に比べて吸水性が落ちます。
これに気を付けないと、せっかくCOOL MAXという高機能素材を使用しているのに、本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
●洗濯ネットに入れる
このインナーマスクは非常に薄手で小さいので、洗濯ネットに入れて洗濯することをおススメします。
そうしなければ生地が破れてしまったり、ほつれや、毛玉が発生しやすくなってしまい、劣化が早まります。
KOMINE のフルフェイスインナーマスク まとめ
良い点
・ヘルメットの内装が汗で濡れず、不快感を感じにくくなる
・COOL MAXで吸汗速乾性に優れる
悪い点
・サイズにばらつきがある
・着用時の見た目が深刻なレベルでダサい
今回はKOMINE フルフェイスインナーマスクの紹介でした。
真夏時はヘルメット内はどうしても汗だくになってしまいます。
そんなときのこのインナーマスクは非常に重宝します。
これを着用してから、ヘルメット内の汗濡れや蒸れが気にならなくなり、手放せなくなりました。
着用時の恥ずかしさは、まあありますが、これを付けている時の快適さと比べれば我慢できます。
ヘルメットのインナーとして着用する製品はいくつかあります。
口元まで覆うタイプは息がしづらいですし、髪の部分のみを覆うインナーキャップタイプは頬の部分をカバーできません。
そうなるとこのタイプのインナーマスクがちょうどいいのかなと思います。
みなさんもぜひこのインナーマスクを着用して夏を乗り切ってください!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。